あの経験が今の自分を創っている
-入社2年目の新卒が語る初期配属のリアルとその先-

年次に関係なく挑戦を後押しする文化が根付く当社。
入社2年目の社員は、日々どのような想いで仕事に向き合っているのでしょうか。

配属当初のリアルな葛藤から、その経験が「今」にどう繋がっているのか。
2024年に入社した3名の成長の軌跡に迫ります。

Profile

山本さん (経営戦略本部 人事戦略室 企画チーム) 　

2024年新卒入社。
初配属ではFintech部門の、自社アプリの企画・開発ディレクションを行うポジションにて、新機能の検討からUI/UX※1の改善まで幅広く担当。現在は人事部門に異動し、人事企画を担当

阿部さん (マーケティング本部 インサイドセールス統括室 再エネ・新規領域チーム)

2024年新卒入社。
初配属ではインサイドセールス統括室で、住宅領域における主力サービスをクライアントに届けるためのアポイントメント獲得を担当。現在は主に再生可能エネルギー領域を担当。

小関さん (企業営業本部  第4営業部 CSサポートチーム)

2024年新卒入社。
初配属では営業部門のスタートアップチームで、新規契約を結んだクライアントに対し、サービスの導入から活用までを一貫してサポートを担当。現在は主に住宅領域のカスタマーサクセスを担当。

※所属は取材時点
※1（ユーザーインターフェイス・ユーザーエクスペリエンス）プロダクトの見た目や操作性、利用体験

1. 配属先で見つけた新たな自分の可能性

―まず、皆さんの初配属の部署と業務内容について教えてください。

山本： Fintech領域を扱う部署において、ポイント制度やアプリ開発企画を担当しました。デザインの刷新や新機能の検討、エンジニアやデザイン会社の方とのやり取り・進捗管理などの企画業務に携わっていました。

阿部：インサイドセールス部門に配属になりました。住宅クライアントへ電話にて当社主要サービスをご案内し、新規アポイントメントを獲得する業務を担当していました。

小関：住宅領域の営業部門におけるスタートアップチームに配属になりました。新規でご契約いただいたクライアントに対して、サービスが導入されるまでのフォローを行い、導入後には勉強会開催などのサポートをするチームです。

―入社前のイメージと、実際に働いてみたギャップはありましたか？

山本：入社前は「ソリューション営業に力のある保証の会社」というイメージでしたが、実際に配属されたのはFintechプロダクトを開発・企画する部門であり「このような仕事を任せてもらえる」という驚きがありました。裁量権のある業務を最初から任せてもらえるとは思ってもみなかったので、良い意味でのギャップを感じました。 

阿部：実は入社当初は営業職には積極的ではありませんでした。インサイドセールスについても、単に電話応対を繰り返す業務という先入観があったからです。しかし実際には、「どのエリアに潜在的なニーズがあるか」を分析する要素が業務に多く含まれていました。私が挑戦したかったマーケティング領域にも深く関わることができ、今振り返ると私が活躍できる場への配属だったと感じています。

小関：仕事内容自体は入社前のイメージと大きくは異なりませんでした。ですが、私の業務は一般的に「営業と営業事務の中間」と表現されることが多いポジションであり、最近では自らアポイントを取得する業務も担っているため、インサイドセールスにも近く、私の想像よりも積極的な役割を果たせている実感があります。

2. 若手に任せてもらえる環境が育む主体性

―当社の特徴として「若手からの裁量権」が挙げられますが、業務の中で実感したエピソードはありますか？

山本：配属後、最初に任されたタスクであるアプリの新デザイン制作がその一例だと思います。私と一つ上の新卒先輩社員の2名に制作を任せていただき、当初は「本当に私たちだけで進めてよいのか」というプレッシャーもありました。
ですが、自分たちが作り上げたものがしっかりと評価され、プロジェクトが推進されていくプロセスを目の当たりにし、年齢に関わらず若手に任せてもらえる風土なのだと、身をもって実感しました。

阿部：インサイドセールスの業務において、架電先のリスト選定からセールストークの構築に至るまで、戦略設計の多くを自分たちで考えて行っています。 昨年、新しいサービスがリリースされた際にも「このサービスのトークスクリプトを考えてみてほしい」と、当時入社1年目の私に作成を任せていただき、架電業務だけではなく、営業企画などの様々な経験を積むことができたと感じています。

小関：私も「やりたい」と声を上げればチャレンジさせてもらえる環境だと感じています。例えば、クライアントの支援業務において、その内容を既存のものからさらに強化できないかと提案したところ、クライアントへのアンケート実施、その結果分析、関連部署との打ち合わせまで、一連のプロセスを私が主導する形で任せてもらえました。もちろんマネージャーのサポートはありましたが、自分の考えに責任と裁量権を持って主体的に業務を推進できたと実感しています。

3. 1年目の経験で培われた自信とやりがい

―1年目の経験を経て2年目を迎えた今、仕事に対する考え方に変化はありましたか？

山本：より主体的・積極的に仕事をすることができるようになったと感じています。入社したての頃は、役員の方を交えた会議の場では「新卒の自分が意見を出してもいいのか」と、消極的に考えてしまうこともありました。ですが、1年目の新卒の意見でもしっかり聞き入れてもらえるという経験があったからこそ、今では臆することなく「これは違うのではないか」や「こうした方が良いのでは」と、自分の意見をしっかり伝えられるようになったと思います。

阿部：1年目は自分の数字を追うことに必死でしたが、2年目になりチーム全体の数字を意識するようになり、やりがいを感じる瞬間が変わりました 。インサイドセールスは同じ内容の架電を繰り返すものと見られがちですが、実際はトーク内容や架電先へのアプローチを日々試行錯誤して改善しています。月末に全チームが目標達成できた時は、本当に大きな達成感を感じます 。

小関： クライアントから感謝されることが一番のやりがいであり、それによって自分の業務に自信を持つことができました。配属当初は失敗も多く、お叱りを受けることもありました。しかし、業務を行うにつれて支援体制に関する満足度アンケートで、私が担当するクライアントから「いつも丁寧に説明してくれてスムーズに理解できた」「分かりやすく対応してもらっている」という実際の声を頂くことができました 。自分がやってきたことは間違っていない、と経験を積むごとに自信を持つことができています。

4. 挑戦を支えた「助け合い」のカルチャー

―皆さんの成長の裏にはサポート体制もあったかと思います。周りの環境はいかがでしたか？

山本： 一定の裁量をもって自由に挑戦させてもらえる一方で、進捗管理や方向性がずれていないかは、上司がしっかり見てくれる環境だと感じています。困ったときは、同じチームのメンバーはもちろん、他部署の専門知識がある人にも気軽に相談に行ける雰囲気があります。「若手だから知らないのは当然で、周りが積極的にサポートしよう」という空気感が社内全体にあると感じます。

阿部：配属後も1ヶ月くらいの研修があり、架電を行う時も必ず隣で先輩社員の方に聞いていただきリアルタイムでアドバイスをくれるなど、しっかりサポートしていただいたのでとても安心でした。今でも週1でチームマネージャーと、月1で部長と1on1の機会があるので、悩みなどを定期的に話せる場があるのはとても働きやすいです。

小関：私の部署は、私が初めての新卒としての配属となったため少し不安もありましたが、実践的な2ヶ月程度の研修を実施していただけました。研修期間中から目標設定もサポートしてもらえたため、何をすべきかが明確で業務を行いやすかったです。 以前、私の対応が原因でお客様にご指摘をいただいた際も、マネージャーにすぐに的確なアドバイスを頂いており、周りの方のサポートも手厚いと感じています。

―同期の皆さんは部署は異なりますが、繋がりや仕事での関わりはありますか？

山本：業務で頻繁に関わります。例えば、新しい支払と請求のフロー構築が必要になった時は、経理部門の同期に相談しており、新規事業の立ち上げでインサイドセールスが必要になった時は、まさに阿部さんに「どうやるのがいい？」と聞きに行きました 。本当に色々な同期に助けられています。

阿部：私は同じチームに同期が一人いるため、困ったことがあればすぐに相談できています。お互いに助け合いつつ、時には競い合える環境です。
また、私がアポイントを獲得した案件は、次に営業部門の同期にバトンタッチされることもあるため、別部署でも同期のつながりを感じることがあります。

小関：私も、保証対象のことで業務部門の同期に教えてもらったり、同じクライアントを担当していた営業部門の同期と連携したりしました。今でもみんな仲が良く、定期的に集まっています 。

5. 1年の経験を経て考えるスキルアップへの挑戦

―1年目の経験を経て2年目の今、どのようなスキルを磨き、挑戦をしたいですか？

山本：1年目に役員の方への直接提案の場を幾度も経験したことで、今はもう上層部の方相手でも、臆することなく自分の意見を伝えられるようになりました 。現在は初配属部署から異動をして新しく人事企画の業務を担当していますが、今後はこの主体性を活かせるようより様々な業務にチャレンジし、マルチに活躍できるスキルを身につけていきたいです 。

阿部：配属当初は、仕事に対してなかなか前向きになれない時期がありました。しかし、周囲の方々が手厚くサポートしてくださり、「自分はしっかり見てもらえている」と実感できたことで、「この人たちのために働きたい」と、仕事への意識が大きく変わりました。
2年目になり後輩も入ってきた今は、これからは私から後輩たちを支え、彼らが働きやすい環境づくりに貢献していきたいと思います

小関：「当事者意識」がこの1年で芽生えたと感じます。 配属前は正直受け身な姿勢も多かったのですが、実際に私が担当するクライアントができた時には自分事としてとらえ、主体的に動くことができるようになりました。 今後は自身が担当できる幅を広げられるよう、現在担当している住宅領域以外にも挑戦していきたいです。

キャリアのスタートが、必ずしも希望通りになるとは限らない。
しかし、彼ら・彼女らの言葉が教えてくれるのは、大切なのは配属先そのものではなく、そこでいかに主体的に挑戦し、成長できるかという環境なのかもしれません。「やりたい」と声を上げれば、背中を押してくれる上司がいる。

「助けて」と言えば、手を差し伸べてくれる仲間がいる。
Solvvyには、1年目の様々な経験を将来の成長の機会に変える土壌があります。